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日本語の語順 [ことばの奥行き]

 ある新聞記事に

(フォルクスワーゲンのSUVにはバンパーの下に足を入れると荷室のドアが開く機能が搭載されている。)車両後部のセンサーが足の動きを検知して、荷室やトランクの扉を開く仕組み。同じドイツ車のBMW「3シリーズ」、……などにも、同じ機能は装備されている。

とあった。日本語は比較的自由に語順を変えることができるが、この文は、

車両後部のセンサーが足の動きを検知して、荷室やトランクの扉を開く仕組み。同じ機能は、同じドイツ車のBMW「3シリーズ」、……などにも装備されている。

とした方が、分かりやすく読みやすいように思われる。「は」は話題を提示する機能を持っているから、「同じ機能は」は冒頭に持ってくる方が分かりやすい。あるいは、

車両後部のセンサーが足の動きを検知して、荷室やトランクの扉を開く仕組み。同じドイツ車のBMW「3シリーズ」、……などにも、同じ機能が装備されている。

としてもよさそうだ。この文の場合は、文頭の「……などにも」で、フォルクスワーゲンに並置した記述であることを示している。したがって、主語は「同じ機能は」ではなく「同じ機能が」となる。

 つまり、この部分の主題が「車種」であるか「機能」であるかによって、語順が変わってくるのである。

 英語では語順は比較的固定されているが、たとえば、

Take off your hat.

Take your hat off.

などのように、順序を入れ替えることのできる場合がある。しかし、この場合も、ニュアンスには違いがあるそうだ。


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